快と不快

今回は、yuriのひとりごとにさらに大風呂敷を広げたbloggerのひとりごとです

紙オムツと布オムツ
不快感のない紙オムツが赤ちゃんの育ちにどう影響するのかちょっと気になります。おしっこやウンチをした時に不快感を感じて泣き、オムツを交換してもらいさっぱりとした快感を感じると脳内に快感物質であるドーパミンが広がって幸せな気持ちになるそうです。この日々の繰り返しが自立神経をコントロールする力に結びつくようです。ハイハイを始めた赤ちゃんは、暖かい日中、遊んでいる時間は綿パンツで過ごすことでおしっこを漏らした時の感覚を体験させてあげましょう。

ちょっとショッキングな話しですが、乳幼児の発達心理学を研究されていたT氏は、ある講演会で「布オムツで育つか、紙オムツで育つかは、将来どういう恋人を選ぶのかと関連している」と話していました。「快」と「不快」をしっかりと感性として身につけることは日々の生活の中で繰り返し学ぶことなのです。                             by yuri

必要な犠牲と不必要な犠牲
「不快」を知ることで「快」を知ることは、「自分の痛み」を知って「他人の痛み」を知り、「悲しみ」を知って「喜び」を知ることと同じ。
「不快」=No、「痛み」=No、「悲しみ」=Noとして安易にそれを避けることは、大切なことを見失う場合があります。

そしてもうひとつ、「必要な不快」と「不必要な不快」、「必要な痛み」と「不必要な痛み」、「必要な悲しみ」と「不必要な悲しみ」をよく見分けることも大切で、もう少し違う言い方をすれば、「必要な犠牲(苦労や我慢)」と「不必要な犠牲(苦労や我慢)」を見分け、不必要な犠牲は拒否しても良いが、必要な犠牲を拒否する(避ける)と後でしっぺ返しが来るのです。
たとえば勉強やスポーツ、仕事などで考えてみればよくわかりますね。必要な犠牲(苦労や我慢)を惜しまないではらった後には素晴らしい喜びが待っているものです。
それが人間らしい人間になっていくことでもあります。人間以外の動物は、たとえ必要であってもそれが「犠牲(不快、痛み、苦労、我慢)」を伴うものであれば必ず拒否します。

人間が人間らしくあれば・・・
                          by hahhanonkidane

PS.うちの子供には布オムツも使いましたが、紙オムツも使いました。紙オムツ=悪 ということがいいたいのではないので誤解のないように。でも石油から作られているものを赤ちゃんのおしりを包むものとしてできれば使いたくないですよね。

by hahhanonkidane | 2008-06-09 23:49 | ■bloggerのひとりごと