子宮頸癌予防ワクチン

                              河津桜(2010.3.1撮影)
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子宮頸癌の予防ワクチンが昨年承認されました。
子宮頸癌の99%はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と言われています。
このワクチンはHPVのうち 16型と18型に効果があり 子宮頸癌のうち7割がこのタイプです。
HPVは性交渉経験女性の80%が一生のうち一度は感染すると言われている程、有触れたものですが そのうち90%は免疫力で自然に消滅します。
残り10%のうちの一部が癌になる可能性があります。癌になるまでは 5~10年です。ワクチンと定期検診で予防や早期発見ができます。
予防ワクチン接種は出来れば性交体験前の年齢が望ましいのですが、何歳でも接種した方がいいとも言われています。
ワクチンは半年で3回接種が必要で、保険適用になっていないため3回で4~6万円の実費がかかります。
欧米を中心とするほとんどの先進国では、すでに12歳前後の女児に対して、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成がなされています。
日本でも一部の自治体で中学1年生など対象を限定して全額または一部の公費助成を2010年度から行う事を決めたところも出てきています。

                         by akiko suzuki

サンデー毎日の2月21日号に、38歳で発症した女優の仁科亜紀子(明子)さんの「中学入学祝いに子宮頸がん予防ワクチン接種を」の記事が載りました。
昨日(3月2日)発足した、仁科さんが代表の一人を努める『子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会』のHPでワクチン費用助成を求める電子署名を行うことが出来ます。

「未来を担う女性に子宮頸がんワクチン公費助成を」

10年後、20年後の子宮頸がん発症を激減させる画期的なワクチンと言われています。
高額な費用のために経済的な状況によって接種できる子どもとそうでない子どもが生まれるという格差はあってはならないことです。
ぜひ国の施策として欧米並みに予防ワクチンの公費助成を制度化して欲しいですね。
将来大人の女性に成長する娘たちの未来を守るために頑張りましょう。


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by hahhanonkidane | 2010-03-03 22:58 | ■bloggerのひとりごと