完了期の離乳食

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四つバイで自分の思うまま自由に動きまわりながら背骨や腰椎もしっかり鍛えてきた赤ちゃんは、床に手をつき、自分の足腰の力で床から立ち上がり、一歩を歩み出します。
舌を使って食物を歯ぐきのほうに運びカミカミが上手にできるようにもなり、「ワンワン」「マンマ」など声が意味のある言葉になってまわりの人たちとコミュニケーションをさらに深めていきます。

この頃になると食物の味や認識する力も高まり、個々の好みも出てきます。偏食がおこりやすい時期でもありますが無理せずゆっくりすすめましょう。また、見た目にもおいしそうなものに手をのばし友だちや上の子が食べているものをほしがったりします。

社会的思考が広がるこの時期に今までの一品食べ(食材一つ一つゆでてあげる)から調理形態の混ざり合ったより複雑な味を取り入れ、味覚の幅を広げていきます。
味付けも塩・しょう油・みそや出し汁で薄味に調味して食品の旨味を引き出します。

1歳3ヶ月ぐらいから第2臼歯がしっかり生えそろう3歳ぐらいまでを離乳食完了期とします、そしゃく力や内臓の諸器官の働きは未熟でアレルギーなどの症状も起こりやすい時期です。肉、油、砂糖、牛乳、卵などはできるだけ避け、与える時も少量ずつ赤ちゃんのアレルギー症状や下痢、便秘などの様子に留意しながらすすめましょう。
                                   by yuri

by hahhanonkidane | 2008-06-08 22:46 | ■離乳食